おでんの最後はうどんを入れて。


3日間続いたおでんが終了して、それでもがんもとかじゃこ天とかが少しばかり残っちゃいました。いつもならそれらを引き上げただけで、お汁は捨てちゃうんですが、今回はダシを薄めにしてはじめたから、3日目になると却ってお汁がおいしくなった。おでんの具から、いろいろなおいしさが染み出したわけで、そこから渾然一体となる旨さが生まれた。なので、残ったお汁にうどんを入れることに。よくみんなおでんの最後はうどんで〆、なんて言うけど、我が家でやるのは初めての試み。ます一旦、鍋の残り汁を漉してから、また鍋に戻してはじめる。妻は、うどんだけでなくシメジも入れてくれた。そもそものお汁は味醂の方が多いから、少しばかり醤油を注ぎ足した。で、その出汁を飲んでみるとなかなかいける。うどんと合わせてみると、ちょっと物足りなさを感じるのは、当たり前だけどかつお出汁の風味がない。ま、おでんだから当たり前だけど。でも、十分に味わいは楽しめる。なるほどねえ。いいねえ。そんなわけで、さらにさいごの最後は、ご飯を入れて、玉子を溶いて入れ、雑炊にした。なかなか旨かった。やっぱり昆布からはじめると応用が利くねえ。市販の出汁類を一切使ってないから、いい旨味が残るんだろうな。