上野公園の美術館や博物館。


ぐるっと上野公園を歩いてみました。上野公園と言えば、美術館や博物館が多いですね。東京国立博物館でも催し物がありました。妙心寺の特別展、一般の入場料1500円、福澤諭吉展、一般の入場料1200円。

東京都美術館でもアーツ&クラフト展があり、一般は1500円。国立科学博物館は600円。この時は、国立西洋美術館で催し物がなかったけど、あれば1500円でしょうね。さらに東京芸大の美術館、上野の森美術館もあるから、もし大人二人で美術館や博物館の梯子すれば、かる〜く1万円は越えますね。

なんて、歩いて思った。おっと番外で下町風俗資料館がある。こちらは300円。この程度の値段ならホッとするのに。さらに忘れていた。パンダのいない上野動物園600円なり。まだあった上野東照宮ぼたん苑600円。

これに加えて、上野精養軒で食事をして、夜に東京文化会館のコンサートでも聴けば、上野公園フルコースだったりして。ま、東京はお金がかかる場所なんですね。

はじめて知ったんだけど、上野大仏というのがある。顔だけの大仏。かつては仏像があったんだけど、地震で倒壊したり、火災で焼け落ちたり。で、今は顔だけになって、もうこれ以上は落ちない、ということで受験生の合格祈願で、密かな人気らしい。ちらっと絵馬を見たら、東京大学理科1類と書いてある。そうか、本郷はここから近いもんね。湯島天神の方が近いんだけど、ここは合格祈願の穴場かも。がんばれ受験生。



東京の下町を走る、観光路線バス。

東京へ行ったら、東京駅丸の内北口から出ている観光路線バスというのがあるから、一度乗ってみるといいよ、と友達が教えてくれた。都営両国駅前行きで、停留所は、オアゾの正面出口の前。さっそく、乗ってみました。

バスの発車時刻は9時台から30分置き。観光とわざわざ名前がついているから、そんなものかな。バスがきた。なんか、雰囲気が違う。ここも都営バスなんだけど、丸みを帯びたレトロっぽい車体で、他の都バスとは全く車体が違う。へえ〜、です。

社内にはいると、なんだかゆったりした感じ。ほどなくバスは発車した。バスの車内に液晶のモニターがある。次の停留場の三越前を表示している。バスのアナウンスが聞こえた。次は日本橋三越前、と。そして、今度は英語で。さらには、韓国語で。最後は、中国語で。さ〜すが、観光路線バス。

停留所は、東京駅丸の内北口を出て、日本橋三越秋葉原のある須田町、上野公園山下、かっぱ橋道具街入口の菊屋橋、浅草雷門、両国駅前、都営両国駅前と、停留所はこれだけ。液晶のモニターでは、停留所近くの観光名所を次々に紹介している。なかなか役に立ちます。そして、私は上野で降りた。

今回、東京でバスに乗って分かったことがある。バスの方が、明らかに移動距離が少ないのだ。当たり前だが、バス停は路上にある。そりゃ〜タクシーの方が、もっと便利なのは当たり前だが。大きな駅なら、改札口からホームまでが遠い。私鉄やJR、地下鉄の乗り換えが大変。ヘタをすれば、延々と歩くことになる。東京駅で、横須賀線から京葉線へ乗り換えたら、ひと駅分くらい歩くぞ。都内中心地での移動は、バスが便利ということがよくわかりました。